低線量放射線の影響、特に健康との関わりついては、生化学の世界的権威であるT.D ラッキー博士(ミズーリー大学教授)が、米国保健物理学会誌で発表した論文をスタートとして、世界で「放射線ホルミシス効果」についての検証が始まりました。(財)電力中央研究所では、10数年前から、外部の研究者との共同研究に取り組み、条件つきながら「放射線ホルミシス効果」の存在をほぼ確認しています。

 「低線量放射線研究所センター」は、今までの研究成果を踏まえ、自ら研究を実施しながら、国内の研究機関・研究者とのコーディネートをも実施していくため、10月1日、同研究所狛江研究所内に設立されました。放射線ホルミシスを中心とした研究センターとしては世界で初めてのもので、その研究成果が期待されています。


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